父を亡くしてから、約2週間。悲しみからも少し落ち着いてきました。父と二人で訪れたマリオットホテルに再訪して、父との思い出を想いながら書いています。
父への後悔
今思うのは、もっとやり方次第で父を長生きさせられたのではないかということ。
適切な処置ができていたら、良いタイミングで効果的な治療法に出会わせることができたら父は今もまだ側にいてくれたのではということ。
その時々で、父のためを思い、調べて治療法を探って実践もしてきたけれど、結果的に父は逝ってしまった。
もしかしたら、あの時手術をしていた方が良かったのかもしれない。そんな可能性を浮かべては父への後悔が募る。
手術をしなかったことに後悔はない。それが間違っていたとは思わない。けれど、やはり父が元気でいられた可能性をどこかで追い求めてしまう。
父のすい臓がんが発覚してからのこの1年3ヵ月、親孝行としてタイのバンコクや台湾への家族旅行に連れて行った。
長野の温泉や、お気に入りのマリオットホテルにも5回6回と連れて行けた。父が行きたがっていたサファリパークに連れて行ったり、わずかながらも父の希望を叶えてあげられたとは思う。
でも、もっと一緒にいる時間は取れた。
もっともっと真剣に父のガンと向き合うことができたのではと思う。
父を大事に思う一方、辛い事実に向き合っていくことは精神的にもかなりの重圧だったことは間違いない。自分自身に余裕がない中で、父の病状と向き合っていくことは正直辛いことだったし、出来れば目を背けていたいことだった。
それでも向き合おうと努力をしてきたけれど、全然たりなかったと思う。
もっと父のことを大事にできていれば、そう思うと申し訳なさで涙が止まらない。
ごめんなさい。
もっと元気に長生きさせられる可能性はあったと思う。
もっと親孝行もできたと思う。
もう、今となっては叶わない。
読んでくれてるかたがいるなら、ぜひ後悔のないようにして欲しい。
大事な人の死は、いつ訪れるかわからない。
最後まで父は元気になると信じていたけれど、死は突然訪れた。
今できることを、今。
後悔をしないように。
心よりお悔み申し上げます。
お久しぶりです。主人も去年の9月に永眠しました。最後は、入退院を繰り返し在宅で看取りました。優しく出来たのか?後悔はたくさんあります。お父様は幸せですよ・・