iphoneやMacを世に送り出したアップル社の生みの親、
スティーブ・ジョブズ。
若くしてこの世を去った彼の病名は、
父と同じ膵臓ガン。
あれほど、お金と権力を持っていたであろうジョブズも、
膵臓ガンには勝てなかった。
僕はMacbookユーザーで、
2009年のiPhone3Gsの時代からのiPhon愛用者。
ジョブズの死はとても残念に思っている。
ジョブズはフルータリアンだった。
ジョブズは食事には厳格にこだわっていたらしく、
彼はフルータリアンだったらしい。
フルータリアンとは、ベジタリアンの一種で、
フルーツ及びナッツ、種子類しか摂取しないという食事法だ。
彼は人一倍健康には気を使っていて、
菜食主義、ベジタリアンの生活をしていた。
にもかかわらず、皮肉にも彼は膵臓ガンを発症する。
通常ベジタリアン食は健康のイメージが強いと思う。
さらにフルータリアンともなれば、
消化への負担も少ないし、健康なイメージを僕は持っていた。
けれど、ジョブズは膵臓ガンになった。
食以外のメンタルに問題が合ったのか?
そうはあまり考えにくい。
ジョブズが瞑想をしていたことは有名で、
そこからインスピレーションを得ていた。
ヨガのマスターによれば、瞑想とは、
人生で最高の休息だという。
心も体も、瞑想で癒されていたと想像すると、
ガンを免れなかった原因の一つに、
フルータリアンがあげられると思う。
ジョブズ役を演じる俳優が入院
映画”スティーブ・ジョブズ”。ジョブズ役のアシュトンカッチャーは、
役作りのためにフルータリアンの生活をしていたが、
膵臓に激しい痛みを覚え、入院する結果となったそうだ。
過剰なフルーツの摂取は膵臓にダメージを与える。
それだけでも教訓になる。
フルーツに含まれる糖の弊害。
ガンがブドウ糖をエネルギーとして成長をすることは、
よく知られている。
そしてフルーツには、多くの糖分が含まれる。
100gあたりの参考例。
ぶどう (15.7g)
柿 (13.3g)
バナナ (22.5g)
りんご (15.5g)
マンゴー (16.9g)
ドライフルーツ (約60g~約80g)
また原始時代とは違い、今の果物は品種改良の末
どんどん甘くなっている。
フルーツに含まれている糖分量が増えているのだ。
フルーツは健康的だとみんなが思う。
けれどどんなものでも過剰な摂取はよくない。
果物の過剰摂取は毒にもなり得る。
砂糖の過剰摂取は、膵臓のインシュリンの分泌を高め
膵臓に負担をかけてガンの原因にもなるらしい。
白砂糖が体にとって毒だということは、
一般的な常識となりつつある。
けれど、自然な糖分までもが毒になりかねないと言うのは、
ある意味何を信じていいかもわからないような状況だ。
ちなみに果物に含まれる果糖が発生させるAGEは、
ブドウ糖のAGEの10倍もの老化作用がある。
健康であるはずのベジタリアンに、
やたらと老け顔が多いのは果糖の取りすぎにあると思う。
果物が健康にいいなんて、
僕はもう手放しには言えなくなってしまった。
病気にもなりたくなければ、
できれば老けたくもない。
フルーツを避ける。
ジョブズの話を知って、フルーツを極力避けるようにした。
スロージューサーを使って膵臓がんの父にジュースを作っていて、
健康のためにとりんごやバナナや桃を入れたりしていたが、
一切やめた。
子宮頸がんを治した友人にも聞いたが、
彼女はジュースに果物は一切入れていなかった。
良かれと思ってやったことが、
逆効果な場合もある。
もちろん、この考え方が間違っている可能性もある。
フルーツからしか取れない栄養素もあるだろうし、
フルーツジュースばかり飲めという人もいるだろう。
だから、これは個人的な
うちの家族の選択。
今はこの方針で行こうと思う。
追記:
ジョブズがフルータリアンだったのは18歳〜19歳の1年間で、
それ以降は、
魚と卵は食べるペスコ・ベジタリアンという菜食主義だったという情報もあった。
刺身や蕎麦が好きだったという話が有名なので、
ずっとフルータリアンではなかったのだろう。
また、病気と診断されてからニンジンジュースやフルーツジュースばかりを
摂取していたという情報もある。
健康のために行ったフルータリアン的なフルーツジュースの摂取が、
余計に膵臓に負担をかけてしまったのかもしれない。
西洋医学を否定して手術をせずに、代替療法と食事療法で治そうと
試みたジョブズだが、
9ヶ月後の診断でガンの進行を目にし手術をした。
最初から手術をしておけばとジョブズは悔やんだと言われている。
父も手術ができる状態であったが、
免疫力を高めて治す挑戦を選んだ。
いつかその選択をジョブズのように後悔する日がくるかもしれない。
治ることを信じてサポートしていきたい。
はじめまして。
シュガーコントロールからたどり着き
読ませていただきました。
そして、とてもやりきれない気持ちです。
私だったらと思うと、やはりどうしたらいいのか悩みます。それでも選択しなければいけない。
誰だって家族を失いたくない。
誰よりも強く家族の生命を大切に思ってます。
その中で、その治療方針はよくないと
言われ、どんな気持ちになったか
心が痛いです。
そして、私がもしお父さまだったら
自分の子どもや家族が 自分のために
がんばってくれる
それがたまらなく幸せだと
感じました。