膵臓ガン発覚後、食生活の改善へトライ

fruits salad

膵臓ガンが発覚してから、父の食生活を大きく変更した。

まず最初に変更したのは、

ビーガン食にすること。

ビーガンとは、ベジタリアンの一種で、
肉、魚、卵を食べないベジタリアンのことだ。

これは決まっていた呼吸法のヨガに習ったこと。

体の浄化のためには肉を食べないベジタリアン食がよく、
魚も極力とらないことが望ましい。

それと同時に、

まず炭水化物を抜くように言った。

ガンの栄養素はブドウ糖だから、
ブドウ糖をまず制限して行く方針だ。

そして、

ガンを治した友人と同じように、

野菜ジュースのみで過ごすのはどうかと家族に提案した。

野菜ジュースのみでの挑戦。

青汁

幸い、家にはスロージューサーがあった。

母がジャパネットでいつか買ったもので、

まだ一度も使われていなかったスロージューサーが、

やっと日の目をみることになった。

この時の考え方は、

「友人と同じようにすれば治る、だから同じことをすればいい。」

だった。

けれど、実際に野菜ジュース生活を始めてみると、
明らかに栄養が足りないように感じた。

特に父は日中仕事をし、時には力仕事もこなす。

体力が足りてない、そんな感じだった。

家族もそれを心配していた。

僕自身もエネルギー不足や、
立ちくらみがしていた。

果物は消化に負担をかけない。

fruits

果物は人間にとってはほぼ消化済みで、消化の負担はかからない。

「これなら食べてええんじゃないか?」と父がいう。

ジュース以外に食べてもいいものとして
バナナが選ばれた。

栄養価も高く、満足度も高いバナナ。

しばらく食べていたが、

スティーブジョブズがフルータリアンで膵臓がんになったことを知り、

バナナも他のフルーツも多くは食べられなくなった。

一番セーフティなのは青汁だろう。

けれどそれだけじゃ体力が持たない。

徐々に増やしたのは、サラダや豆腐。

ビーガン食でなおかつ、糖質が少ないものを、

少しずつ固形物を増やしていった。

気づかぬうちに糖分にまみれていた。

sugar

野菜ジュース以外に大丈夫だろうと思って増やして言った食べ物に、
以外にも落とし穴が見つかっていった。

野菜ジュースの甘味を加えるために、

トマトやニンジンを多く入れていたのだが、

どちらも野菜の中では糖度が高かった。
特にニンジンだ。

それからニンジンもやめた。

 

“ガンを治すためにニンジンジュースを毎日飲む”

というものがある。ニンジンの持つ抗がん作用で、
ガンを消して行こうというものだ。

だが、僕がいまいち信じきれないのは
大量の糖質を含むからだ。

ガンに栄養を与えつつ、抗がん作用を生み出す。

否定するつもりはないが、なんだか矛盾している気がするので、
うちの家族は、現在選択していない。

断食の場合にニンジンジュースを飲むのは
バランスが取れていてありなのかなとも思うが・・・。

ちなみにニンジンをジュースで飲むなら、
ニンジン単体で他の野菜と混ぜずに飲むことが重要で、
栄養素を落とさず作れるらしい。

 

大丈夫だと思って買ったミックスナッツ。

くるみとアーモンドとカシューナッツがミックスされていたが、

カシューナッツは20g/100gも糖分を含んでいた。

今ではくるみだけを買っている。

 

家で野菜ジュースを作れなかった時や、
栄養が足りてないと感じた時には、

コンビニの野菜ジュースを飲んだこともあった。

よくよく調べて見たら、

小さなジュースに15gほどの糖分が入っていた。

果物ジュースはもちろんとらなかったが、
野菜ジュースまでこんなに糖分があるとは・・・。

健康そうに見える食品にも、

しっかりと糖分が含まれている。

食べ物の成分表記を見ることが習慣になっていった。

今までスーパーで買い物なんてしたことがなかった父。

一緒にスーパーで成分表を見ながら買い物をし始めたのだが、

新しい経験が広がってなんだか楽しそうにしている。

あからさまな毒を入れない。

stop beer

お酒やコーヒーを一切入れないようにしている。

アルコールは言わずもがな、コーヒーはカフェインを避けるため。

なので、スタバのデカフェに限ってはOKと今はしている。

基本的に喫茶店で漫画を読んだりが好きな父だったので、
今は喫茶店でも飲むものがないため行っていない。

それがストレスになったり、楽しみが減って辛い感じなら、
紅茶やお茶はオーケーとしようかと考え中。

紅茶に含まれるカフェインはコーヒーの3分の1。
まだ許せる範囲かなと。

体によくないものを入れるリスクと、
ストレスをためるリスク。

どっちがよりリスクを伴うのか・・・。

半断食の習慣

夜ご飯を食べてから、お昼の12時までは水分しかとらない。

そうすることで胃腸が消化に使うエネルギーを、
解毒に使うことができるらしい。

また、夜の8時から昼の12時までは、
吸収・排泄の時間帯。

体は食べ物を摂取するようには出来ていないらしい。

朝は基本的に青汁を飲んでもらっている。

 

これが膵臓ガン発覚当初の食習慣。

↓いつも応援ポチありがとうございます↓

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
ガンに関する本を無料で読みたおす裏技。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

family

ガンの手術を受けるか?抗がん剤か?家族の想い

ケトン体が上がらない。肉を解禁。MCTオイル。

healing

ガンに対抗する免疫力を高める武器を手に入れた。

airplane

膵臓ガンの父の元へ。グアムから緊急帰国。

アマルガムが体を汚染する。ガン治療の前に除去を。

怖い。膵臓ガンの父の余命を想う。