ガンの対策を優先するのは当然のことだとは思う。
抗がん剤だって副作用で、脱毛を経験したり、
見た目の変化はつきまとう。
父も、ケトン体をあげるために糖質制限をしているが、
想像以上に痩せすぎてしまって悩んでいる。
体大丈夫?もっと食べなきゃダメだよ。
父は自分が膵臓ガンであることを誰にも言っていない。
それは母も同じだ。
周りの友人や、親族にも一切伝えていない。
余計な心配はかけたくない。
そういう配慮だ。
知っているのは、僕ら家族と、
僕ら姉弟が相談しているわずかな友人のみだ。
父は大腸ガンの時も、手術が終わって
退院するまで、誰にも言わなかった。
痩せた、と心配されることが苦痛
父は糖質制限をし始めてから、2ヶ月で10キロ以上痩せた。
糖新生で筋肉が落ちたことも大きい。
本人が元気でも、周りからみると、コケて見えるようで、
心配されると父もつい心配になってしまう。
だから今は、もう少し太りたいという願望があるようだ。
どうしたら太れる?何が問題か?
糖質制限をする場合、エネルギー源は脂肪になる。
おそらく今の食事では脂質が足りてないのだろう。
食事の量は、いつもお腹いっぱい食べている。
糖分を抜いたら人は、太りたくてもなかなか太れないことがわかる。
治療のためには、ケトン体の数値をあげることが最優先。
だから糖質を増やすわけにはいかないが、
痩せすぎたことで父のQOLは下がってしまった。
動物性のタンパク質と脂質を十分とること
これが解決策のようだ。
ベジタリアンの食生活から始まったガン対策。
動物性の食品を避けてきたことが、痩せすぎてしまう原因らしい。
難しいところだ。
動物性の肉は発がん性をあげると知り、避けてきたわけだが、
糖質を制限した上でなら問題ないという記述も見つけた。
父に豚肉、牛肉を解禁する日も近いかもしれない。
まずは解禁している鶏肉をメインで増やして行こうと思う。
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